南陵中学校および夜久野支所での太陽光発電及び防災設備の設置について
当社では、「地域貢献型再エネ事業推進に関する5者連携協定」にもとづき、参加する5者(福知山市、京都北都信用金庫、プラスソーシャルインベストメント株式会社、龍谷大学 地域公共人材・政策開発リサーチセンター)とともに南陵中学校および夜久野支所へ自家消費型の太陽光発電をオンサイトPPA方式にて実施します。
◆設備
福知山市南陵中学校および夜久野支所の屋根をお借りし、合計約160kWの自家消費型太陽光発電システムを設置するとともに、避難所に指定されている2箇所には蓄電池およびV2Bシステムを導入します。
自家消費型の太陽光発電の導入により、施設の20~50%ほどの電気が太陽光発電によって発電されることになります。これにより、CO2を排出しないエネルギーが福知山市内に増えることになります。また、化石燃料価格高騰の影響を受ける割合が少なくなり、電気料金が安定化します。V2Bシステムは、通常時は電気自動車の充電に、停電時には逆に電気自動車からの給電に利用でき、地域の防災力の向上に寄与できます。
◆市民出資
今回のプロジェクトは、京都北都信用金庫様からの融資に加え、プラスソーシャルインベストメント様との連携で、「市民出資」を募って実施する予定です。自宅に太陽光発電システムを設置できない方も、一口1万円から気軽に再エネ普及に参加していただけます。(期間は5年間。最大10口)
みなさまの「想い」をお預かりして再エネ導入を担わせていただけることを、大変うれしく思っております。
出資に関する詳しい情報は、改めてお知らせいたします。2月にお申込み受付を開始させていただく予定です。
※オンサイトPPAとは、発電事業者が需要施設の屋根等を借りて発電設備(今回は太陽光発電)を設置し、その施設で使用された分だけの料金をいただく方式です。需要施設側は、初期投資ゼロで太陽光発電の電気を使うことができます。
※発電事業は、たんたんエナジー株式会社が100%を出資する特別目的会社であるたんたんエナジー発電合同会社が担います。